瓶出しササユリ球根を新培土に定植!

11月4~22日にかけて、午後からささゆりクラブ会員のメンバーが集合し、培養保管棟から瓶出した16箱分のササユリ球根約2,500個余りを新しい培土に定植しました。また、この間に育苗プランター棚を新たに設置して、今後の瓶出し培養球根の定植に備えました。

順化栽培用の発泡スチロール製トロ箱に約150箱(20~30球/箱)を、ビニールポッドには来春開花予定の球根を約50ポッド植え付けました。今年は球根の肥大が思ったほどではありませんでした。日照不足かなと話し合っています。夏場にはハウス内の室温が50℃近くまで上昇するため、寒冷紗などの遮光材を張って温度上昇を抑えていますが、それは同時に日射を遮り光合成を抑制することにもなります。日照量の増加はハウス内の適温維持と相反するので、順化栽培での球根生育にとって室温と日照の管理が難しく今後の課題です。

佐々江ささゆりクラブ

昭和の時代、6月になると里山にはササユリが咲き、その可憐で上品な花と甘い香りで人々の心を和ませました。近年では、山間地域の高齢・過疎化やそれに伴う里山環境の荒廃によって、ササユリの群生地が激減しています。この佐々江地域も例外ではありませんが、僅かながらも自生するササユリを復活させ郷里に活力を取り戻そうと、平成30年1月11日に「佐々江ささゆりクラブ」を設立して、当HPを同年5月4日に開設しました!

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